ジャカルタのいくつかの道路を閉鎖することは効果的ではない！（疫学者）

Epidemiolog:
Penutupan Beberapa Jalan
di Jakarta Tak Efektif

オンラインメディア「Beritasatu.com」が伝えています！
日曜日, 6 Februari 2022 | 18:10 WIB

インドネシア大学・公衆衛生学部の疫学者であるトリ・ユニス氏は、Covid-19症例の増加を計測するためには、ジャカルタのいくつかの道路を閉鎖することは効果的ではないと述べました。

彼によると、道路の閉鎖は移動性を低下させるだけで、群衆を減少させることではありません。

「このように道路が閉鎖されるのなら、それはいくつかの地点だけでなく、ジャカルタのすべての道路であるはずです。数本の道だけなら、それは感染を減らすという事で言えば、嘘のような物です。」と語った。

彼は、やらなければならないことは、コミュニティの群衆を減らすために、社会的制限を実行することであると言いました。

なぜなら、ここは人々がCovid-19、特にオミクロンの亜種に簡単にさらされてしまう場所だからです。

彼によると、人々が従うように、健康プロトコルの実施は、強力な制裁を伴わなければなりません。 「社会的制裁だけでは十分ではありません。もっと厳しい制裁が必要です。

たとえば、マスクを着用していない人や群衆に集まっている人は、重い罰金の対象にする」と彼は言いました。

ジャカルタ交通局は、土曜日（2022年2月5日）から、人の流れを減らすことでCovid-19の増加を予測するために、ジャカルタの6本の道路を閉鎖しています。

閉鎖された道路は、スディルマン地区、MHタムリン、グナワルマン地区、セノパティ、SCBD、ケマン地区です。 通行止めは24.00から04.00まで有効です。

さらに、トリ・ユニス氏は、コミュニティ活動（PPKM）にレベル制限を課すことも強調しました。

彼は、PPKMのレベル1〜4の既存の規制は、この判断に合わない、いくつかの規則があるため、再度評価および改善する必要があると述べました。

「たとえば、レベル1のPPKMの地域では、100％ PTM（対面学習）を実行できますが、これは奇妙なことですね。

それは学校で過密と混雑を引き起こすからです。 現時点では、Covid-19の取り扱いでは、第1波と第2波の場合（デルタ以前と現在）と同じ処理を行うことはできません。

私たちの現在の敵はオミクロンであるため、取り扱いは確かに異なります」とトリ・ユニス氏は述べています。

＜簡単解説・コメント＞

今日本でも、この議論が出ています。今までの対処方法は、武漢からのウィルスに対応するために出来たルールです。コロナもさまざまに変化（オミクロンの感染速度が今までのウィルスより速い）しているのに、その対処方法が同じでは、社会を正常にするためには、間違った選択をしてしまいます。

日本もインドネシアも機敏な対応が求められています。