宗教省が「ナビッズ」ワインのハラール証明書を正式に取り消し、不正操作が発覚！

Kemenag Resmi Cabut Sertifikat
Halal Wine Nabidz, Manipulasi Terungkap

オンラインメディア「CNNインドネシア」が伝えています！
Rabu, 23 Agu 2023 08:07 WIB

宗教省のハラール製品保証機関（BPJPH）は、最近話題になっているナビッズ飲料製品のハラール証明書を正式に取り消しました。

宗教省BPJPHのムハンマド・アキル・イルハム代表は、この取り消しはBPJPH監督チームによる調査結果に基づいており、ハラル認証プロセスにおける違反が見つかったと述べました。

アキル氏は、ある事業者とハラル製品プロセスアシスタント（PPH）がナビッズ社のハラル認証申請データを意図的に操作したことが判明したと説明しました。

BPJPHは 「BY 」のイニシャルを持つビジネス法人による違反に対して、2023年8月15日からグレープフルーツジュース製品のID311100037606120523のハラル認証を取り消すという制裁を課しました。

とアキル・イルハム氏は8月23日（水）に発表した声明の中で述べています。

アキル氏は、以前BPJPHは「Nabidz」（ナビッズ）ブランドのハラールワインに関するクレームやネット拡散ニュースの後、監督チームを配備したと説明しました。

アキル氏は、BPJPHが認証したNabidz商標の製品はジュースや果汁製品であることを強調しました。

ジュースやフルーツジュースは、自己申告メカニズムによって認証される製品の一種です。

これは、果汁はノンリスク製品のひとつに含まれるためです。

規定に基づいて、PPHファシリテーターが製品のハラール性を検証しなければならない。

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しかし、この支援による検証プロセスは、PPHファシリテーターとして「AS」のイニシャルを持つ当事者によって行われたものではなかったようです。

「ASというイニシャルのPPHファシリテーターが犯した違反に対して、BPJPHはPPHファシリテーター登録番号の取り消しを命じました。

アキル氏は、「AS」はナビッズジュースが発酵工程を経て作られていることを知っていたと説明しました。

このことを知れば、アシスタントはプロセスを停止し、通常のハラル認証を申請するようビジネス関係者に助言すべきでした。

認証プロセスを止める代わりに、「AS」はハラル認証の登録データを操作したとアキル氏は云います。

「なぜなら、発酵があるということは、ハラル審査機関が実施しなければならないラボテストを必要とする化学的プロセスが行われたということだからです」と彼は説明しました。

それだけにとどまらず、「BY」というイニシャルを持つビジネスパーソンは、１つのハラール証明書にさまざまな商品のハラールラベルを記載するという違反行為も行っていたとアキルは説明しました。

ブドウ果汁製品のハラルラベルは、ナビッズブランドのワイン製品に事業者が意図的に入れたものでした。

2023年8月16日、ハラルラベルを貼ったナビッズ製品をすべて流通から撤去する意思に関する声明文への署名とともに、ハラル証明書の取り消しが事業者に決定されました。

「もし事業者がまだ製品を販売したいのであれば、規定に従って、製品にノンハラルであることを明記しなければなりません。

また、アルコール度数を何パーセントと記載しなければなりません」とアキル氏は続けました。

アキル氏はすべての関係者に対し、適用されるすべての法令を遵守するよう訴えました。

というのも、ハラル認証は単に行政上の義務を果たすための仕組みではなく、従わなければならない規制へのコミットメントであり、法的に説明できるものだからです。

「ハラル認証は単なる管理上のステータスではなく、製品が真に一貫してハラルが維持されるよう、継続的に適用されなければならない基準であることを考えると、このことを強調することは非常に重要です」と彼は説明しました。

以前、7月末にナビッズブランドのワイン飲料がハラール認証を取得したとソーシャルメディアで話題になりました。

その後、宗教省BPJPHは、同製品におけるワイン製品のハラル証明書の発行を否定し、ナビッズ製品のハラル認証を一時的にブロックしました。

ナビッズ飲料の再販業者であるアディティヤ・ドゥイ・プトラ氏は、ナビッズ製品が「ハラルワイン」として言及された背景について明らかにしました。

アディティヤによると、「ハラルワイン」という言葉が埋め込まれているのは本当の意味ではないという。展示されているナビッズ社のドリンクは本物のワインではないからです。

その後、イスラーム聖職者会議（MUI）はナビッズのブドウ果汁飲料製品はアルコール度数が高いためハラームであることを確認しました。

＜簡単解説＆コメント＞

ハラルワインというネーミングは、どう見ても可笑しい、誰かに密告されるぐらいは、分かりそうなはずですが。

経営者やマネージメントとしては、目立たさせる事を第一に考えたとしか思えませんね。

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