BYD Tidak Butuh Nikel dari Indonesia,
Ini Alasannya

オンラインメディア「Detik」が伝えています!
Senin, 25 Des 2023 13:00 WIB


インドネシアで豊富に採れる天然資源のひとつがニッケル。

そのため、インドネシア政府は現在、ニッケルの川下化に真剣に取り組んでいます。

ニッケル川下化の主な目的は、リチウム電池と電気自動車のバリューチェーンにおいて競争力のあるエコシステムを構築することです。

しかし、中国の電気自動車メーカーBYDは、インドネシア産のニッケルを必要としていないようです。

というのも、BYDは子会社のFinDreamsを通じて独自の電気自動車用バッテリーを製造しており、電気自動車用バッテリーにとってより安全だと主張される材料を使用しているからです。

「BYDはリン酸鉄リチウム電池で有名です。BYDはリン酸鉄リチウム(LFP)電池で有名で、ニッケルは必要ありません。」とBYDアジア太平洋自動車販売部の「劉学亮(りゅうがくりょう)」氏は中国・深センのBYD本社で会見した際に語りました。



劉氏によると、ニッケル・コバルト・マンガン(NCM)電池の代わりにLFP電池を使用する理由は、安全性の問題であると言います。

劉は、BYDが電気自動車を開発する上で最優先しているのは安全性だと強調しました。

「そのため、最近の大量生産と大量使用により、LFP バッテリーは電気自動車にとって、より安全かつ持続的に使用できると考えています。

同氏は「技術的な方向性と戦略の観点から、LFPを主要な戦略として位置づけていく」と述べました。

中国・深圳にあるBYD本社では、BYDの<*1>ブレード電池技術を採用したLFP電池が、他の電気自動車のNCM電池と比べてどれだけ安全であるかのシミュレーションも行われています。

2種類の電気自動車用バッテリーを針で刺してシミュレーションしています。


<*1>ブレード電池技術:BYDやトヨタが採用するブレードバッテリーとは何か
(橋本総研.comより)


まず、NCMタイプのバッテリーを針で刺す。針で刺すと、NCM電池の温度は600〜1000℃まで急激に上昇します。

電池は爆発し、炎を発する。炎は電池を燃え続きます。

次のデモンストレーションは、BYD製のLFPバッテリーを破裂させるというものです。

同じシミュレーションで、針が貫通するまでバッテリーを穿刺した。しかし、電池を穿刺した後は何の問題もありませんでした。

針で刺されても、LFP素材を使ったブレード電池タイプの電池は発熱しなかった。その結果、電池は爆発することなく安全です。


サイト外参考資料:EE Timesから

EV向けバッテリーの正極材、NMCとLFPのどちらが適切か?


<簡単解説&コメント>

この選択は、まだどちらから良いという勝敗は付いていない様です。

NMCとLFPは、主にはリチウムイオン電池の正極に用いられる材料の違いから呼び方が異なります。

NMC系はエネルギー密度が高く、テスラなどが主流として使っていますが、貴金属使用量が多くコストが高い欠点があります。

LPFはエネルギー密度はNMCよりも3割ほど劣るものの、高価な貴金属を利用する必要がなく低コストで製造できます。

BYDは、LFPセルの低いエネルギー密度を、パック構造で補うことを考え、ブレードバッテリーと呼んでいるのです。(上記のEE Timesより)

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