IKN（新首都）は功績の象徴ではない！ジョコウィ氏の失敗の記念碑（政治評論家ロッキー氏）

IKN Bukan Sumber Prestasi, Rocky Gerung:
Itu Monumen Kegagalan Jokowi

政治評論家のロッキー・ゲルン氏は、ジョコ・ウィドド大統領の「列島首都（IKN）は国民のプロジェクト」という発言を批判しました。

彼によれば、IKNは国民のプロジェクトであるという発言は単なる嘘。
IKNはジョコウィ大統領の人気を高めるための野心の象徴です。

しかし、ロッキー氏はIKNを人気を得るどころか、ジョコウィ氏の失敗の記念碑と呼んでいます。

「実際、ジョコウィ大統領には、それ（IKN）が彼の人気のために投資されるようになっていたという事を認める正直さが必要です。

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それは実際には逆転しており、人々はもはやIKNを、贅沢を表したり、ジョコウィ大統領の功績の展示としてではなく、ジョコウィ大統領の失敗の記念碑として見ている」と、火曜日（2024年10月1日）にロッキー・ゲルン公式Youtubeアカウントから引用して述べました。

さらに、彼はIKNプロジェクトが停滞することも明らかにしました。

その理由は、開発予算が非常に高額である一方、既存の国家予算は限られているからだと言います。

またIKNの持続可能性は次期政権、すなわち次期大統領のプラボウォ・スビアントに託されることになるでしょう。

「彼（ジョコウィ氏）は、IKNが行き詰まるという事実に直面するでしょう。特に、プラボウォ氏が使う3600兆ルピアの国家予算は、浪費することになるので、IKNには回されないでしょう」とロッキー氏は述べました。

一方、ロッキー氏はまた、ジョコウィ大統領が任期満了を迎えるまで、IKN建設への投資家はまだ最小限にとどまっており、IKNを継続的に投資を呼び込もうとしていると述べました。

一方、ロッキー氏は、この投資家協定は一種のMoU（了解覚書）に過ぎず、事実上、次期政権の判断に任されている事を明らかにしました。

「ジョコウィ氏が任期満了までIKNを売り込み、投資家を惹きつけようとしていますが、その背後には外国投資が確実であるとしたいことを我々は知っています。

それはすべてMoUであり、一種のリップサービスで、すべての投資家は次の政府を待っているので、まだキャンセルすることができます」とロッキー氏は説明しました。

以前、ジョコ・ウィドド大統領が、IKNプロジェクトは全国民のためのプロジェクトだと発言したことが急速に話題になりましたが。

一方、一部の人々にとって、IKNへの投資は依然として多くの障害に直面しており、常に終わりのない長い議論となっています。

特にその建設には多くの国家予算が費やされ、既存の投資家もいません。

その結果、首都をジャカルタからこの群島に移転するプロセスの持続可能性を判断する先鋒は次期政府であると考える人々もいます。

＜簡単解説＆コメント＞

この遷都プロジェクトは、やはりいきなり感があり、彼が言うように自己顕示欲の現れと言われても致し方ないかもしれません。

ジャカルタの地盤沈下など、どうしようもない問題がある事は、彼がジャカルタ州知事の時から言われていた事ですが、投資家なしでは、何も始まらない。国家予算を使うにしても計画性もしっかり考えておくべきですた。

またインフラへの投資は、すぐに利益を欲しい投資家にとって見れば、手が出しにくい。さらに国内事情によりインフラは、どうにでも変わってきてしまうので、リスクがある事も隠せない事でしょう。

もっと言えば、世界の名だたる投資家がここに入れば、インドネシアの国の存続にまで影響するので、そこまで大きな投資を呼び込む事もできないでしょう。

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