インドネシアで「子供は要らない」現象が増加、7万1千人の女性が子供を望まない

Fenomena Childfree di RI Meningkat,
71 Ribu Perempuan Tak Mau Punya Anak

オンラインメディア「Detik」が伝えています！
Selasa, 12 Nov 2024 11:01 WIB

インドネシア中央統計局（BPS）は、2023年における子どものいないケースに関する報告書を発表しました。 

BPSが女性団体を対象に調査を実施したところ、15歳から49歳までの7万1千人の女性が子供を望まないことが判明しました。

▲▲

子供を持たない生活を送る女性は、高学歴であったり、経済的困難を経験していることが指摘されています。

しかし、同性愛のライフスタイルが隠れた理由である可能性もある」と、AFP通信では火曜日（2024年11月12日）に引用したBPSの報告書では述べられています。

インドネシアでは過去4年間、女性の出産率が上昇しています。

COVID-19の流行当初は減少していましたが、流行後の数年間は再び増加傾向にあります。

BPS は、在宅勤務政策は子供を持たないという選択をする女性と何かしら関係があるようだと見ています。

この数値は出生率に影響を与えると予測されます。

最近、世界的に＊TFRの動向が報告されていますが、最も縮小しているのは日本や韓国です。

＊TFR（Total Fertility Rate）とは、合計特殊出生率を意味し、1人の女性が生涯に産む子どもの平均的な数を示す人口学的概念です。（AI検索より）

人口を維持するには、おおむねTFRが2.07を保つ必要があるとされています。

つまり、時代が進むにつれて、生まれてくる子供の数が減っています。

現在、インドネシアでは女性の1000人に1人が子どもを持たない生き方を選択していることがわかりました。

なぜこれほどの人が子供を持つことに消極的なのだろうか？

BPSが収集したデータによると、女性がすぐに子どもを欲しがらない理由はいくつかあります。

高等教育を受けている女性は、子供を持つことを遅らせたり、持ちたくなかったりします。

＜経済的困難＞

経済的な困難が、より多くの人が子どもを持たない選択をする理由であると報告されています。

つまり、子どもがいない生活を送るきっかけは、教育レベルの向上だけでなく、経済的困難も影響しています。

＜簡単解説＆コメント＞

インドネシアも出生率が下がるという問題が、表面化してきました。どこの国も経済が発達するとこの傾向が出てきます。それはアメリカなどの移民が多い国は別ですが。

人口ボーナスが極端に変わる事はないでしょうが、女性も頭が良くなるような教育の機会が増えれば、このような事になります。

カテゴリー「ニュース」記事リスト

• 小型モジュール炉での原子力発電所を開発するため米国および日本と提携。アイルランガ氏が言及（PLN国有電力会社）
• やっぱり遠出は怖い！電気自動車充電ステーションで充電する電気自動車はわずか20％、残りは自宅で充電
• 最低賃金が5.396.000ルピアになり6.5%上昇（ジャカルタ）
• 利益相反になっていない？プラボウォ大統領が汚職撲滅にやる気がない3つの理由を明らかに！
• 官僚に喝！？プラボウォ大統領は当局者は汚職撲滅をためらってはならないと強調！（政治安全保障調整大臣）
• 犯人だと断定している検事総長室とは誰？公判前訴訟の却下後、トーマスの陣営は国家人権委員会に提訴（担当弁護士も選ぶ事ができなかった！）
• プラモノ＆ラノ候補が勝利！2024年（ジャカルタ特別州選挙結果発表）
• Z世代が不用意に使うハードドラッグ（ケタミンとは？）
• 日本の地熱発電はどうなっているのか？インドネシアの地熱発電「ポテンシャル開発」で日本企業と協力（インドネシア電力パワー社）
• 囮捜査から、違法な「ダーマローラー治療法」で、クニンガンのホテルで治療中に逮捕！（リア・ビューティー）