2025年1月より、新バイオディーゼル油「B40」を実施する準備が整う（赤でも始める？）

Indonesia Siap Terapkan B40
Mulai Januari 2025

オンラインメディア「Bisnis」が伝えています！
2024年11月29日 （金曜日）

インドネシア政府は、パーム油系バイオディーゼル40％混合政策（B40）を2025年1月1日から開始することを確認しました。

 これは、ロイターの報道によると、金曜日（2024年11月29日）にエアランガ・ハルト経済担当調整大臣が発表しました。

 これまでインドネシアは、パーム系バイオディーゼル35％混合（B35）政策を実施してきました。

インドネシア政府は、パーム系バイオディーゼル40％混合政策（B40）を2025年1月1日から開始することを確認しました。

 これは、ロイターの報道によると、金曜日（29/11/2024）にエアランガ・ハルト経済担当調整大臣が発表しました。

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エアランガ氏は、B40の導入はインドネシアの世界に対する真の貢献のひとつであり、約4000万トンの二酸化炭素排出量を削減できると述べました。 

また、パーム油プランテーション基金管理局（BPDPKS）は、パーム油ベースの燃料と化石燃料のコスト差をカバーすることができると述べました。 

インドネシア・バイオ燃料生産者協会（APROBI）によると、B40の導入により、バイオディーゼル用パーム油の使用量は、B35では今年推定1,100万トン必要であったのに対し、1,390万トンに増加します。

BPDPKは以前、B40を実施するために必要な資金は来年、47兆ルピアに達する可能性があると明らかにしました。

 一方、パーム油輸出税からの収入予測は21.5兆ルピアに過ぎません。 

BPDPKSのエディ・アブドゥッラクマン（Eddy Abdurrachman）社長は、脂肪酸メチルエステル（FAME）の価格がディーゼルに比べて高い場合、必要な資金はもっと多くなる可能性があると述べました。

2024年11月初旬までのBPDPKSの管理資金は31.8兆ルピアであり、その内訳は輸出税が26兆ルピア、予備資金が5.5兆ルピアです。

エディ氏によると、2025年1月に開始されるB40の実施と、ディーゼル価格が抑制されている一方でFAME価格が上昇すると想定されるため、BPDPKSがバイオディーゼル補助金のために支払わなければならない負担は急増する可能性があると言います。

この仮定では、来年のB40導入に必要な資金は46兆〜47兆ルピアの範囲となり、供給量は1,578万キロリットルと予測され、現在のB35導入の1,340万キロリットルから増加します。

「我々は資金調達の革新を模索しなければなりません。

これがどうなるかはまだ分かりませんが、我々は現在調査を行っており、おそらく運営委員会自体を通じて政府に伝えることになるだろう」と同氏は述べました。

＜簡単解説＆コメント＞

このようにディーゼルエンジン用の純粋な軽油にパーム油を混ぜて従来のディーゼル車に入れるというアイディア。さらにその配合率5％上げて、多量の二酸化炭素排出問題の解決策の1つに考えています。

しかし、今でも補助金が必要ななのに、新しいタイプではさらに高いコストが掛かります。このコストをどこから捻出するかも、頭を痛める材料になっています。

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