Mampukah Danantara Bantu Prabowo
Genjot Ekonomi Indonesia?

オンラインメディア「CNNインドネシア」
Selasa, 25 Feb 2025 07:05 WIB


 プラボウォ・スビアント大統領は月曜日(2月24日)、ダヤ・アナガタ・ヌサンタラ投資管理機関(BPIダナンタラ)を正式に立ち上げました。

この機関は国内の経済成長を促進すると期待されています。

ダナンタラの立ち上げにあたり、プラボウォ氏は、ダナンタラは投資管理機関であるだけでなく、インドネシアがこれまで直面してきたさまざまな課題を解決する国家開発機関でもあると強調しました。

「だからこそ、今日のダナンタラ・インドネシアの立ち上げは非常に重要な意味を持ちます。

ダナンタラは単なる投資管理会社ではなく、インドネシアの富を最適化する国家開発機関にならなければならないからです。」と、同氏は月曜日(2月24日)、国家宮殿で語りました。



プラボウォ氏はまた、ダナンタラがインドネシアが先進国になるための鍵となるとも強調しました。

その理由は、この機関は単なる投資管理機関ではなく、インドネシアの天然資源の管理を最適化する国家開発機関でもあるからです。

「インドネシアはこれまで以上に強く団結して前進し続けると私は確信している。この信念のもと、目的を共有し、決意を固めれば、インドネシアの最大の成果が生まれてくると、期待しています。共に前進しましょう」と彼は説明しました。

ダナンタラ自体は、ロサン・ペルカサ・ルースラニ氏が省庁の長として率いて、ドニー・オスカリア氏とパンドゥ・シャヒリル氏が補佐して14,000兆ルピアの予算を管理することになります。

さらに、プラボウォ氏は、ダナンタラが資産額が数千兆ドルに達する世界最大の政府系ファンド(SWF)になると確信しています。

「今日はインドネシア国民にとって皆誇りに思うべき日になります。ダナンタラ・インドネシアは総資産9000億ドル以上を誇り、世界最大級の政府系ファンドの一つになるからです。」とプラボウォ氏は語りました。

では、ダナンタラはインドネシア経済を活性化させることができるのでしょうか?

インドネシア戦略経済行動機関の上級アナリスト、ロニー・P・サスミタ氏は、ダナンタラが営業を開始すれば、経済への良い影響は目に見えて明らかになるだろうと語りました。

またこの機関自身から生み出される収益はあるでしょうが、その額は実施されるまで待たなければなりません。 

「投資は多くの雇用を創出し、第三者や民間部門を巻き込むのか、それとも雇用をほとんど生み出さず、ほんの一握りの当事者にしか利益をもたらさないのか」

ダナンタラの各投資から生み出される乗数効果に大きく左右されます。」

と同氏はCNNIndonesia.comに語りました。


しかし、プラボウォ氏が考えるダナンタラが政府系ファンドであるとロジカルに考えると、実質的な経済効果は非常に小さいだろうとロニー氏は疑っています。

したがって、8%の経済成長目標は達成にはまだ非常に遠いと考えられます。

「本質的に、政府系ファンド(SWF)という立場であるならば、金融ポートフォリオ(金融商品の組み合わせと配分)に多く含まれる投資活動から利益を求めることになります。

したがって、純粋にSWFであれば、実際の経済への影響は非常に小さい」と同氏は付け加えました。

ロニー氏によると、ダナンタラは多くのプロジェクトに取り組んでも、経済の主な原動力になることはできないだろう。

というのも、政府プロジェクトやその他の国有企業は、効率化によって、遅れが生じるわけで、減少する傾向にあります。

「これは単なる予算の移転なので、影響は中立だのはずです。新たな投資ではありません。だから期待できるのは乗数効果だというのであればそれなどうゆう事になるのでしょうか」とロニー氏は語ります。

ロニー氏は、日本、韓国、台湾、中国など、高い経済成長を記録することに成功した多くの国の例を挙げたが、それはSWFのおかげではなく、外国投資と国の輸出のおかげであると述べました。

その理由は、SWF は買収や株式購入という形で金融セクターに参入することを目的としたファンドまたは投資だからです。

実際の投資金額には関係ないため、経済への影響は非常に小さいでしょう。

「SWFへの投資が直接的に実企業への投資に使われることはほとんどなく、株式市場から来るため、その影響は直接的ではなく、目新しいだけで長続きしません。

インフラへの投資となると難しい。それは政府の管轄であり、SWFではないからです」と同氏は説明しました。<続く>


<簡単解説&コメント>

続きはこちらへ

ダナンタラ(政府系投資ファンド)はプラボウォ氏のインドネシア経済の発展に貢献できるか?❷

カテゴリー「ニュース」記事リスト



皆様とどうぞ共有ください!

ジャカルタライフ(インドネシア)をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

ジャカルタライフ(インドネシア)をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む