大空に飛ばして遊ぶと言ったら、伝書鳩を飛ばして遊ぶことぐらいかな?

しかし凧を飛ばして遊ぶのも実は結構楽しいし、雨季を除けばいつでも遊べる。凧は子供の遊び事だと思った皆さん、高校生ぐらいまで楽しめますよ。もっとも昔の話ですけどね

少しジャカルタの外れた町を走ると

突然路地から子供が上ばかり見ながら走ってきませんか、危なくて仕方がないのですね。

それも大勢で。

お昼ぐらいから暗くなる前の夕方ぐらいまで、色とりどりの凧が飛んで行く。

糸が切れた凧を、子供たちが車やバイクを気にせず追いかけているのです。

ジャカルタに高層ビルがまだそんなに建っていないころ、自分の家の瓦屋根の上に凧を上げている子供たちが大勢いたものだ。

凧上げが少し上手いと屋根の上からでも十分上げられる。

凧は吹いている風に少しずつ乗って、糸を引っ張った、延ばしたりしてその内上がっていくのだ。

空に安定して上がったら近くにいる凧に近づいて勝負するのです。

凧をぐるぐる回したり、右に左にと操り相手の糸を切ることで勝負が決まる。

凧糸に細かいガラスの破片が塗られてあるのでものすごく切れる。だから凧上げられが好きな人はこの時期になると人差し指や中指が傷だらけになる。今のコロナパンデミックの中、子供の健康を気にしない親はいないはず。

しかし狭い家で子供を一日中綴じ込める事も可哀想。母親の目が届く範囲内で凧を上げることを許すことが親としてのぎりぎりの思いやりというものでしょうか。

我が家の子供建ちはスマホでゲームをして遊んでいるところを見ると、屋根上で凧を上げて勝負する高校生だった頃の自分との時代の差を感じる。

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