三角形の大きい布袋に取っ手をつけ、その中に紅茶を入れる。

その布袋より一回り大きいステンレスの容器に入れ熱湯を注ぎ、何度も何度も持ち上げて苦い濃い紅茶を作る。

コンデンスミルクの入ったティーカップに紅茶を入れてかき混ぜる、っという変わった紅茶の入れ方が北スマトラ州にある。

インドネシア語で紅茶のことをTEHといい、持ち上げることを俗語でタリックということから、この紅茶のことをテータリックという。

第二次世界大戦後、スマトラのマラッカ海峡周辺の紅茶園で出稼ぎに来たインド人たちが捨てられた茶っぱを拾い集め布袋に入れ、熱湯が入った容器に何度もつけ、

甘くしたミルクを混ぜて労働者たちに出したことから始まったそうだ。スパイスのきいたアチェ料理に、香りの良いテータリックと相性が合う。

アチェレストランで、紅茶の入った布袋を大きなステンレスの入れ物から何度も引っ張る光景を見ることが出来る。

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