当地において、アパート契約にあたり、不動産仲介業者とメールでやり取りをしていた際、途中からメール相手が代わり、支払い時に偽の振り込み先を指定され、同偽口座へ現金を振り込んでしまった詐欺被害が発生しました。何らかの方法でメールがハッキングされたものと考えられます。

● 契約時など支払いを行う際は、金額を送金する前に、やり取りしている相手及び振り込み先について、間違いがないか十分に確認するようお願いします。

1 具体的な詐欺事例
(1)被害者は、不動産仲介業者を通じてアパート契約の調整をメールにて行っていたが、途中から別人に入れ替わった事に気付かず、同人が指定する偽口座に現金を送金してしまった。このメールは、犯人からの「なりすましメール」だったことが送金後に判明した。
(2)この「なりすましメール」のアドレスは、本物のアドレスと非常に似ており、更に、メール履歴やメール末尾貼り付けの企業ロゴ等も完全コピーされていた。
(3)特に、携帯端末でメールを開いた場合、相手方氏名のみが表示され、メールアドレスが表示されていなかったため、なりすましメールに気づくことは困難な状況であった。
(4)更に、不動産仲介業者に対しても、被害者を装った、なりすましメール(アドレスは被害者のアドレスと酷似)を送信して、やり取りを続けており、お互いに気づくのを遅らせる手口となっていた。
(5)何らかの方法で被害者と不動産仲介業者のメールやり取りがハッキングされたものと考えられる。

2 在留邦人の皆様におきましては、契約時などにおいて支払いを行う際は、金額を送金する前に、やり取りしている相手及び振り込み先について、間違いがないか十分に確認するようお願いします。

3 仮に送金した後に詐欺が判明し、本来の送金先口座とは違っていた場合には、大至急、振り込み先の銀行に連絡の上、該当の口座を一時凍結できないか相談するとともに、警察に被害届を提出してください。


在インドネシア日本国大使館 領事部
○大使館代表電話:021-3192-4308(24時間連絡可能)
平日の執務時間外・休日における緊急の用件には、緊急電話受付オペレーターにつながります。
※ 夜間・休日に回線障害などで緊急電話受付につながりにくい場合:+62-800- 1401934
○ 大使館ホームページ:http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html
○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

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