Peluang Terbuka Anies dan Ganjar
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オンラインメディア「Kompas」が伝えています!
2024年1月15日, 18:07 WIB
大統領候補1番のアニス氏と大統領候補3番のガンジャール氏の陣営の間で、先週からコミュニケーションの論点で問題が浮上しています。
それぞれの陣営で連立を組む、各政党が、対照的な意見(色彩)を持っていることを考えると、この共闘の可能性と共に生じる相違点が障害になりますが、両陣営が協力できるかどうかで、選挙の様子は変わってきます。
一例として、大統領および副大統領候補「アニス&チャク・イミン」ペアを擁する、統一のための変革連合(KPP)のメンバーである繁栄正義党(PKS)を考えてみましょう。
一方、大統領候補ガンジャール氏と副大統領候補マフド氏を支持する連立政権の主力はインドネシア闘争民主党(PDI-P)です。
よく見ると、PKS と PDI-P の政治スタイルは大きく異なります。
PKSはイスラムグループに傾いているが、PDI-Pは民衆のための民族主義に基づいています。
しかし、今回の大統領選挙キャンペーン期間の力学では、当初は正反対だった両陣営が相互の親密さを確立しようとしているように見えてきます。
2024年大統領選挙が始まったとき、「アニス&チャク・イミン」ペアはジョコ・ウィドド大統領と対峙する唯一の陣営であるように見えました。
さらに、彼らが推進している物語は「変化」であり、列島の国家首都(IKN)開発プロジェクトプログラムの見直しに躍起になっています。

一方、「ガンジャール&マフド」ペアは忠実な有権者からの支持を得ることを期待して、依然としてジョコウィ大統領との関係を築こうとしていました。
当初の「ガンジャール&マフド」ペアの立場は、大統領候補ナンバー2の「プラボウォ&ギブラン」ペアとほぼ同じで、「持続可能性」や「ジョコウィ支持者」というシナリオを公然と掲げていました。
しかし現在、「アニス&チャク・イミン」ペアも「ガンジャール&マフド」ペアも、ほぼ同期したような波に乗っている様に見えます。
それは、彼らは「プラボオ&ギブラン」ペアという「共通の敵」を持っているように見えるからです。
他方、2024年の大統領選挙戦に関する予測は、今のところまだ非常に流動的です。
この戦いは第1ラウンドだけで終わるという見方もあります。
さらに、2024年の大統領選挙は第2ラウンドまで行われるという見方もあります。
もし本当に大統領選挙が第2ラウンドまで行われるのであれば、2024年2月14日の投票後に次のステージに進めないペアが1組出ることになります。
<簡単解説&コメント>
上記の様に捉えるのは、選挙を勝つか、負けるかだけで見ているからです。とそれぞれの候補が主張する意見(イデオロギ)とは別に、勝つための戦略を第一に考えれば、さまざまな方法がありそうです。
この事は、いずれにしても、「アニス&チャク・イミン」ペアも「ガンジャール&マフド」ペアのどちらが政権を取れば、何かしらの妥協が行われ、他方が政権の中に入る事も出て来るでしょう。
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